2014年9月9日火曜日

「すらぷるため 」 これは何? そして誰? 

卓越した演奏の楽器や心に響く歌から、電気的に拡張された騒音、無感情で機械的なリズム、言葉だけのラップを経てまたアコースティックな音へと回帰したり。
クラシック、ジャズ、ロック、テクノ、フォークいろいろとその時々で聴く好みも変化したりもしますけど、
これはいったい音楽なのか、何なのか?
時流は刻々と変化してこの先どこに向かうのか分からないけれども、
肉体が奏でるビート。
血流のように熱いぜ、ビートボックス。






その中でもこの人「すらぷるため」ちょっとおたくっぽくてクールです。




よい。





2014年8月29日金曜日

夏の終わりとandymori

毎年日の入りが早くなって、どこからかチロチロリーンと虫の声が聞こえると

何かしら焦ってくる。

今は夏休みの境界がバラバラで8月31日が特別な日では無くなっています。

でもこの時期「よしだたくろう」の唄みたいな気分になります。



残念ながらこの顔で誰か分かる人は少ない



宿題は追い込まれていたけどテキトーにしかやらなかったような。

でも無事夏休み中にアンディモリは完成しました!












時のうつろいの中で彼らは永遠に凛々しい目で宇宙をみつめている

by h.f.



2014年7月31日木曜日

「太宰治」 「リアリティーのダンス」 「高田渡」 それぞれの死




これは最近読んでびっくりした。
いろいろな意味で

装丁がすばらしいのでたまたま古本屋で手にしたのだが。





「ただ、一さいは過ぎて行きます。」
「ただ、一さいは過ぎて行きます。」

町田康「この世のメロディー」を先に読んでいたのだ

切実なのに滑稽なところがよい

「ヴィヨンの妻」どうしようもない「父」の話などたいそう面白うございました。









ボドロフスキー85才「リアリティーのダンス」
素晴らしい作品だった。
びっくりではなかったが、じわじわ来た。

おじいさんが自分(子供)を抱きしめるところが泣ける。
ラストの船のシーンが…涅槃のようだった









この方は高田渡というフォークシンガーです。
もうお亡くなりになっていますが、最近なぜかよく聴いています。

最後は仙人のように超然と酔っぱらって生きておられました。
フォークソングというものがそうなのか、「死」を明るく歌っていたりする
センスが素晴らしく、素敵。










がんばれ! andymori

andymoriさんが活動を再開。でも解散コンサートなのかな?





これは初期のメンバー
3人だけでよくこれだけ聴かせたねえ
カントリーっぽい感じも少しあった
懐かしい感じでも新しい
古くて新しいとマーキーも言ってた


着色はどんな感じにしようか
夏休みの宿題か



1st EP 「アンディとロックとベンガルトラとウィスキー」(2008年)
黄色のジャケットが印象的



「アンディ・モリ」は「アンディー・ウォーホル」と「メメント・モリ」
の造語ってWikipediaにあるのだが、それはまさに「死」の匂いなのだが、




3人は何を見ていたのだろう?



これも着色しよう





2014年6月6日金曜日

andymori 「超新星」 と 「完成形」

好きなバンドです。
よく聴きました。


初期の曲がとてもよいです。
「CITY LIGHTS」という歌詞の中に「超新星」というのがある。地学で習ったイメージは星になる前の状態でありながら、とてつもなくでかいみたいなものだったので、うまいこというなと感心した。あとそれに対応して「完成形」とくる。美術や生物の授業で使う言葉みたいで新鮮だ。















ボーカルギターの小山田君
復帰を目指してがんばってほしい







ベースの人。このキャラも好きだ。








ドラムの人。最初この人の風貌と演奏スタイルから引き込まれた。











まだ未完成。
完成形を目指してがんばります。














ファンタジー と リアリティー 

映画を見ました。
ゴダール
「ウィークエンド」



それと
園子温
「地獄でなぜ悪い」





両方とも血が出て人が大勢死んでいる。

ゴダールはよかった。コメディー映画だといっていた。
「地獄で」は今まで見た園作品の中では唯一見づらかった。
その中でファンタジーとリアリティーの話があって、やくざの抗争ではファンタジーに分があるというところが気になった。

園はファンタジーを作ろう(超えよう)としているのか。
ゴダールはファンタジーを壊そうとしているのか。
そんなことを考えた。



「地獄で」で「ゆらゆら帝国」がとてもよい。




「愛のむきだし」でも使っていたけどこれはよい。
芸大受験生のようなジャケット、アートワークもよい。








2014年5月11日日曜日

「肩の力」抜けきり Bob Marley

ボブ・マーレーは高校生のときにパンクロックからの流れでよく聴きました。
渋谷陽一、岩谷宏のロッキンオンを読みふけっていた、一番音楽に浸っていた頃。懐かしい。

その後、音の好みはスカやアフリカンビート、テクノ、ポストパンクと多様化していき。いつしかLPレコードも無くなってしまった。




「KAYA」が一番好きだったかな。プレーヤーが無いので聴けない。







当時が偲ばれる。
最初の朗読の後に始まるサウンドはすかすかだけど、
力強い。

慈悲深い。





そんな風に作りたい。

そう思う。



2014年5月4日日曜日

美空ひばり と Nina Simone

大御所「美空ひばり」

鼻にかかった、どすの利いた声。
若い頃の写真を見ると化粧っけもなくとても庶民的に見えます。




話はそれて黒澤明の初期の作品「酔いどれ天使」笠木しずこに度肝を抜かれましたが、存在が「さらけ出されている」そんな感じです。

ともに独特のこぶし、おばちゃんのような親近感と強烈な存在感があります。



またまた話は変わって女性ボーカルでエクセレントにうまくて、同じように「さらけ出している」と思う偉大な歌手ニーナ・シモンは聴いてた洋楽の範疇には無かったのですが、ひょんなことから手にしたコンピレーションCDで知りました。ジャズ、ソウルそしてグルーヴの女王は日本の「ひばり」にも通じる気がします。晩年は少し悲しいところも。








これはフィギュアではなくて木彫のレリーフです。黒檀に彫っています。
男を嘆く歌が多いのかな。カントリー系の曲が好きです。ピアノも恐ろしくうまい。


最後に最近三部作が公開された好きな映画「before sunset」のエンディングに使われていて、それがとてもよい。一番好きなラストシーンです。











2014年4月6日日曜日

ラブソンング  ジョン・レノンとエルヴィス・プレスリー

一番最初に作ったフィギュアがビートルズのジョン・レノン




初期の頃のビートルズのイメージ
顔はややおじさん風




ビートルズは今でもいろいろ聴きます。LPレコードで持っているのは「サージャントペパーズ〜」と「ラバーソウル」で「サージャント」はよく聴きました。

一番印象的だったのはビートルズではなく、高校生のときに聴いたジョンのソロアルバム通称「ジョンの魂」。一曲目の「マザー」は気でも狂ったのか、衝撃的といろいろな方が取り上げているとても重い存在。

このアルバムの中にある「Love」という曲は穏やかで、美しい。シンプルで深い。
評論家、プロデューサーの立川直樹さんの新書「父から子へ伝える名ロック100」にもチョイスされていて、この悲痛な愛は究極のラブソングと評されています。









ジャケットがいい







エルヴィス・プレスリーは大人になってから「メガ・エルビス」?とかいうハンバーガーの名前のようなCDをよく聴きました。フィギュアやオブジェの題材にしようといろいろな資料を揃えてはいたのですが、ディスプレーの人形として作ったのがこれ



晩年のイメージで右手がポイント


「もみあげ」「腰つき」「パンタロン」という感じで


大阪のおばちゃんにも近い






「名ロック100」に取り上げられた「ラブ・ミー・テンダー」
エルヴィスの愛はとにかく大きくて深くて広くてやさしい








二人の愛の表現は誰にもカバーはできない崇高なもの


愛にもいろいろある
ジョンとエルヴィスはそのことを教えてくれる













2014年4月2日水曜日

なんば グラフィティー!へGO!



なんば心斎橋の周辺はいつも大変な賑わいです。
外国からの観光客も多いですね。

そんな喧騒をすっと抜けたかのような場所にあります。

ミュージシャンのフィギュアを飾っているウィンドウが!





どうぞ足を止めてご覧ください!
ジャンルは洋楽邦楽ロックポップ歌謡曲バラエティーに飛んだラインナップです。




入り口は左の小さいドア







奥に見えるのは歌舞伎座






KISSは中学生のとき流行ったのをよく覚えてます
ロックをキャラクターで演奏してた元祖かな?







今でも何曲かは覚えてる
懐かしい
















2014年3月26日水曜日

PUNK!

「パンクは音楽革命というより思想革命だった」


かの町田康さんも初めて聴いたときに椅子からひっくり返りそうになったと言っていたか。






パンクのイメージを決定づけた映像だと思います。ジョン・ライドンさんのキャラクターは今でもシニカルで少し滑稽。



 ジョン・ライドンさんのフィギュア


町田康さんもよく使う「猿のように尻を突き出して」歌うポーズ。



何をみつめるのか。

PUNK!




2014年3月25日火曜日

Stevie Wonder ~ Superstition(迷信)

スティーヴィー・ワンダーの名曲「迷信」はとてもかっこいいリズム
「ファンキーなグルーヴ」があります。

(スティーヴィー・ワンダーある天才の伝説から)



普段好んでファンクを聴くわけではないのですが、このリズムには不思議な魅力を感じます。




モデルは近年のイメージです。シンセサイザーを演奏しています。






1973年の演奏。シンセサイザーの弾き方がすごいです。打楽器のように手が動いています。この曲はジェフベックがギターを担当していることを知りました。

映像のギターは違う人のようです。


ジェフベックはロックギタリストのイメージがあり、二人に接点があることを始めて知りました。






ロックギタリストの代表として作ったジェフベックのフィギュアです。





ジェフベック1973年の演奏。リズムが微妙に違っていてハードロックなテイストを感じます。
こちらもかっこいい。






2009年のセッション。サウンドは洗練されています。今でもこのパワー!二人とも本当にすごい!





ファンキーでロックなグルーヴ魂が燃え続いている!













2014年3月24日月曜日

日本のロック。エレカシは好きだ。

日本の音楽の聞き始めは歌謡曲全盛でしたが、中高生になる70年代後半からはフォークやロック(パンク)になっていったようです。YMOは当時はそれほどで、あとから聞き直したものもあったと思います。大学も卒業すると、音楽自体もそれほど聞かなくなっていったのですが、エレファントカシマシはとある理由から聞くことになり、宮本さんのキャラクターも相まって、日本のロックも面白いと再認識するようになったバンドの一つです。









YMO 
細野晴臣さん(左)は似せれなかった。右の高橋幸宏さんは人相悪くなってしまいました。坂本龍一さんは化粧をしています。







エレファントカシマシ
着色前、下塗りの状態です。




バンドメンバーはあまり似ていません。






やや男前の宮本さん