2014年7月31日木曜日

「太宰治」 「リアリティーのダンス」 「高田渡」 それぞれの死




これは最近読んでびっくりした。
いろいろな意味で

装丁がすばらしいのでたまたま古本屋で手にしたのだが。





「ただ、一さいは過ぎて行きます。」
「ただ、一さいは過ぎて行きます。」

町田康「この世のメロディー」を先に読んでいたのだ

切実なのに滑稽なところがよい

「ヴィヨンの妻」どうしようもない「父」の話などたいそう面白うございました。









ボドロフスキー85才「リアリティーのダンス」
素晴らしい作品だった。
びっくりではなかったが、じわじわ来た。

おじいさんが自分(子供)を抱きしめるところが泣ける。
ラストの船のシーンが…涅槃のようだった









この方は高田渡というフォークシンガーです。
もうお亡くなりになっていますが、最近なぜかよく聴いています。

最後は仙人のように超然と酔っぱらって生きておられました。
フォークソングというものがそうなのか、「死」を明るく歌っていたりする
センスが素晴らしく、素敵。










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