2014年5月11日日曜日

「肩の力」抜けきり Bob Marley

ボブ・マーレーは高校生のときにパンクロックからの流れでよく聴きました。
渋谷陽一、岩谷宏のロッキンオンを読みふけっていた、一番音楽に浸っていた頃。懐かしい。

その後、音の好みはスカやアフリカンビート、テクノ、ポストパンクと多様化していき。いつしかLPレコードも無くなってしまった。




「KAYA」が一番好きだったかな。プレーヤーが無いので聴けない。







当時が偲ばれる。
最初の朗読の後に始まるサウンドはすかすかだけど、
力強い。

慈悲深い。





そんな風に作りたい。

そう思う。



2014年5月4日日曜日

美空ひばり と Nina Simone

大御所「美空ひばり」

鼻にかかった、どすの利いた声。
若い頃の写真を見ると化粧っけもなくとても庶民的に見えます。




話はそれて黒澤明の初期の作品「酔いどれ天使」笠木しずこに度肝を抜かれましたが、存在が「さらけ出されている」そんな感じです。

ともに独特のこぶし、おばちゃんのような親近感と強烈な存在感があります。



またまた話は変わって女性ボーカルでエクセレントにうまくて、同じように「さらけ出している」と思う偉大な歌手ニーナ・シモンは聴いてた洋楽の範疇には無かったのですが、ひょんなことから手にしたコンピレーションCDで知りました。ジャズ、ソウルそしてグルーヴの女王は日本の「ひばり」にも通じる気がします。晩年は少し悲しいところも。








これはフィギュアではなくて木彫のレリーフです。黒檀に彫っています。
男を嘆く歌が多いのかな。カントリー系の曲が好きです。ピアノも恐ろしくうまい。


最後に最近三部作が公開された好きな映画「before sunset」のエンディングに使われていて、それがとてもよい。一番好きなラストシーンです。